パーソナルジムに興味があるものの、高いと聞き迷っている人もいるのではないでしょうか。ジムによって料金相場が変わってくるため、分かりにくいと感じる人も少なくありません。
どうして、一般的なジムよりもパーソナルジムが高いのか、その理由やお得に利用する方法について説明したいと思います。パーソナルジム選びに迷っている人は、参考にしつつ選ぶようにしてください。
【プラン別】パーソナルジムの料金相場
パーソナルジムの料金相場は、通う期間や頻度でも変わります。一般的に週2回、2か月間(短期集中)ジムに通ったときの平均相場は22万円前後だといわれています。ジムによっては、継続型(都度払い・チケット制)・サブスク型(月額通い放題)など、さまざまな料金体系があります。
そのため、パーソナルジムが提供するプランによっても大きく異なります。
パーソナルジムの料金相場には、どのような違いがあるのか詳しく紹介していきたいと思います。
入会金・登録手数料
パーソナルジムは、どの料金体系の場合も入会金や登録手数料がかかる可能性があります。入会時にかかる費用は目安として3万円になり、高いジムでは5万円前後になります。
なかには入会金不要のパーソナルジムもあり、初期費用を抑えたい人には最適です。入会金は、入会に対して一定のハードルを設け、退会を防止する役割があります。
入会金を払ったのだから、すぐに退会せずに続けようという心理的な効果が期待できます。また、登録手数料は入会時にかかる発行手数料や事務手数料などの人件費です。
お客様に請求することで、会社の負担を軽減する目的があります。
DEEDは、入会・登録手数料が無料なので入会時のハードルを下げて通えます。
そのため、入会金を払ったから続けなくては…という心配もありません。
短期集中型
短期集中型は、あらかじめ期間や回数を決めて通うプランになります。
2か月間集中的に通うコースが多く、短期で結果を出したい人に向いています。
例えば、夏までに痩せたい、結婚式までに痩せたいなど期限を設けて通うのが一般的です。
短期集中型の料金相場はジムによっても異なります。
料金の違い(16回コース) | 総額 | 1回あたりの料金 |
---|---|---|
高いパーソナルジム | 327,800円(税込)~ | 20,487円~(税込) |
安いパーソナルジム | 70,400円(税込)~ | 4,400円~(税込) |
継続型(都度払い・チケット制)
継続型(都度払い・チケット制)は、目的に合わせて通う頻度や期間を自由に設定できます。そのため、短期集中と比べると、運動習慣を受け健康意識を高めたい人や、ゆっくりと自分のペースでダイエットしたい人が通うプランです。DEEDの継続型の料金相場を紹介します。
定額制
回数 | 総額 | 1回あたり |
---|---|---|
定額8回コース | 60,720円 | 7,590円 |
定額4回コース | 32,560円 | 8,140円 |
回数券
回数 | 総額 | 1回あたり |
---|---|---|
定額8回コース | 68,200円 | 8,525円 |
定額4回コース | 36,300円 | 9,075円 |
回数券
回数 | 総額 | 1回あたり |
---|---|---|
都度利用 | 9,900円 | 9,900円 |
サブスク型(月額通い放題)
毎月決まった金額のみかかる通い放題のプランです。通う回数も週に1回程度の人から週2回〜3回など、ライフスタイルに合わせて選択できます。通い放題の場合、月額34,800円(税込)が相場です。
比較的時間に余裕があり、ジムに通う時間を作れる人向きのプランです。月額通い放題になると、契約した店舗のみに限らず、他店の相互利用ができるという特徴もあります。
パーソナルジムの料金が高い理由5つ
パーソナルジムは、一般的なジムと比べると料金が高く設定されています。
どうして料金が高いのか、その理由について、詳しく説明していきたいと思います。
マンツーマン指導による人件費がかかるため
パーソナルジムは、プロトレーナーによるマンツーマン指導が特徴です。1人のトレーナーが利用者にじっくりと向き合うため、一般的なジムよりも人件費がかかってしまいます。一般的なジムはトレーナーがマンツーマンで指導することはありません。
過去の運動経験や筋力を考慮し、利用者の目的に合わせた個別のメニューを作ってくれます。
そのため、運動が苦手な人も、正しいフォームを身に付け、ケガのリスクを抑えながらトレーニングができるようになります。無理な運動をすることなく、効率的なトレーニングができるのも、一人でトレーニングをするよりも、高い効果を得られるのも、パーソナルジムの良さです。
人件費がかかってしまうので、パーソナルジムの料金は一般的なジムよりも高く設定されています。
設備投資が必要となるため
パーソナルジムは、完全個室となっているケースが多く、個室代(部屋代)が必要になります。また、区切られている分、各部屋にマシンを用意する必要があります。そのため、設備にかける費用が高く、維持費のようなメンテナンス費用もかかります。
一般的なジムのように、マシンの待ち時間も発生しません。あなただけの空間で、目的に合わせたトレーニングを集中して行えます。利用者にとっても、人目を気にすることなくトレーニングができる良さもあります。設備投資が必要になることも、パーソナルジムの料金が高い理由の一つといえるでしょう。
レンタルアイテム・アメニティを提供しているため
パーソナルジムの多くで、手ぶらで利用できるようにレンタルアイテムやアメニティを充実させています。無料で使えるパーソナルジムもあれば、手頃な価格にて提供しているジムもあります。レンタル品によっても異なりますが、300円程度から必要に応じて借りられます。
仕事帰りや出かける前に立ち寄りたい人にとっても、トレーニング用品を持ち運ぶ手間もかかりません。一般的なジムよりもサービス内容が充実しているので、余計なストレスを感じることなく通える工夫が整っているのも特徴です。
レンタルサービス(一例)
- レンタルウェア
- シューズ
- タオル
- 飲み物(プロテインや水飲み放題など)
- プロテインサプリ
- メイク直しに必要なアイテム
- ヘアゴム
- 汗拭きシート
栄養士による食事管理を提供するため
パーソナルジムによっても異なりますが、栄養士による食事管理を提供しています。
食事のプロである管理栄養士や栄養士が食事を管理してくれるので、一生モノの知識が身に付きます。トレーニングの効果を高めるためにも、日々の食事管理は欠かせません。ジムによってはLINEを使って相談できるところもあります。
パーソナルジムは必要な栄養素(たんぱく質・脂質・糖質)の設定数値を目標に応じて設定してくれます。どんな食材を積極的に摂取したらいいのかアドバイスをもらえます。
パーソナルジムは管理栄養士・栄養士の人件費もかかりますし、サービスの利用料も追加されます。そのため、一般的なジムよりも、パーソナルジムのほうが料金が高くなります。
広告費がかかるため
パーソナルジムは、一般的なフィットネスジムよりも広告費がかかります。
これは、在籍しているトレーナーがさまざまな特徴を持っていることが関係しています。トレーナーの得意分野に合わせて、多くの利用者に選んでもらえるように広告を出しています。
また、大手のジムと戦うためにもまずは、露出を増やして認知度を高めていくことも必要です。小規模のパーソナルジムでも広告費は欠かせません。
そのため、利用者の料金が高くなってしまうといわれています。
パーソナルジムをお得に利用する方法
パーソナルジムをお得に利用するにはいくつか方法があります。
主に以下の4種類です。
いずれかの方法を選択することもできますし、併用できるケースもあります。
- 体験キャンペーンを活用する
- 独自の割引制度を活用する
- 紹介割引を活用する
- モニターコースを活用する
それぞれ説明していきたいと思います。
体験キャンペーンを活用する
パーソナルジムにお得に通うためには、体験キャンペーンを活用する方法もあります。
実際に体験キャンペーンを提供しているパーソナルジムは多い事でも知られています。
- 体験トレーニング(カウンセリング)当日に入会すると入会金無料
- 期間限定で体験レッスン、カウンセリングが無料で利用できる
- 3か月など決まった期間の会費が無料で利用できる
など、行っている体験キャンペーンはジムによっても変わります。
いずれも期間限定で行われていることも多いので、タイミングを逃さないように申し込みましょう。
独自の割引制度を活用する
パーソナルジムによって、独自の割引制度を行っていることがあります。
- 夫婦、カップル、友達同士で利用できるペア割
- 他ジムからの乗り換えで使える乗り換え割引
- 入会金やコース料金を割引価格で利用できる
- 学生限定で定価よりもお得に通える割引
- トレーニング1回分追加無料
など、さまざまな割引があるのがわかります。
パーソナルジムごとにどんな割引制度があるのか比較したうえで、
納得できる料金で入会できるようにしましょう。
紹介割引を活用する
パーソナルジムによっては、紹介割引制度を導入しているところもあります。
紹介され入会した人は、さまざまな特典が受けられます。例えば、入会金無料や、割引価格にてジムに入会できることも。紹介割引には、細かなルールが定められていることが多いので、事前に確認しておきましょう。紹介者にも特典をもらえることが多いので、お得に利用したい人にとっても嬉しい制度です。
モニターコースを活用する
パーソナルジムによっては、実績作りのためにモニターコースを用意しているところもあります。
すべてのジムではないこと、人数も限られているので募集しているタイミングに応募できるかどうかです。ジム利用料金の半分以下で通えることもあり、お得です。
モニターコースは、ビフォーアフターで体重の変化をHPにて公開するところもあります。
そのため、モニターの条件を細かく確認しておき、活用できるかどうか判断するようにしましょう。
パーソナルジム選びのポイント
パーソナルジムを選ぶ時は、事前に相場を確認したうえで料金を重視し選ぶ方法もあります。ただ、安いからと料金だけを見てジム選びをすると失敗する恐れも…。トレーナーがマンツーマンで指導するパーソナルジムには一定の相場があります。
安いということは、何かしらの理由がある可能性も考えられるのです。そのため、パーソナルジムをトータル的に見て安心して通えるかどうかを判断することが大切です。
具体的には以下の内容を選ぶ時のポイントとして覚えておきましょう。
- 通いやすさ
- サービス・設備の内容
- トレーニングプランの柔軟性
それぞれの理由について説明します。
通いやすさ
会社や自宅の近くにあり動線上にあるパーソナルジムを選ぶようにしましょう。週1回だから多少遠くても問題ないと入会してしまう人もいるのですが、天候によって通いにくくなってしまうこともあります。
駅チカの店舗であれば急な雨でも心配ありません。
サービス・設備の内容
ジムによってもサービスや設備の内容に違いがあります。マシンの種類はもちろん、シャワーやパウダールームの有無によっても変わってきます。また、担当するトレーナーが毎回一緒のジムもあれば、ランダムで変わるパーソナルジムもあり、提供形態はさまざまです。
トレーニングプランの柔軟性
通い続けられるトレーニングプランがあるかどうかも確認しておきましょう。
プランの変更はしやすいか、通える頻度や、期間についても相談できるジムを選ぶようにしてください。途中で通えなくなってしまうと、損をすることになります。ある程度、相談しつつ柔軟に対応してくれるジムを選びましょう。
まとめ
パーソナルジムの相場について、どうして高いのかその理由についてわかってもらえたと思います。
ある程度相場が決まっているため、体験キャンペーンや、独自の割引、モニターを上手に活用しつつ、お得に通えるようにしましょう。
また、料金だけで選ばずに続けやすいかどうかを重視しつつ決めるようにしてください。安いからと体験や見学もせずに決めることのないようにしましょう。