パーソナルジムのイメージが「高い」と思っている人もいるのではないでしょうか。
一般的なフィットネスジムと比べると、確かに月額の負担が多く感じることも…。
どうしてパーソナルジムが高いのか、その理由について詳しく解説していきたいと思います。
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パーソナルジムが高くて、フィットネスジムは安いのは本当?
パーソナルジムは高く、フィットネスジムが安いといわれています。
そもそも、同じジムでも提供するものが違うからこそ、料金に差が出るものです。
フィットネスジムは、あくまでもマシンなどのトレーニング器具や設備を提供する場になります。
月会費を支払えば、自由に使い放題で利用できます。
それに対して、パーソナルジムは、プロトレーナーがトレーニングを提供する場所です。
利用者一人ひとりに合わせて最適なメニューを提案し、サポートをしています。
また、パーソナルジムは基本的にはトレーナーがマンツーマンで指導をするため、人件費の負担も大きくなります。
フィットネスジムは、ジムを運営するためのスタッフは必要ですが、マンツーマンではないので人件費の負担も少なくなります。
提供しているものの違いと、人件費の差があるからこそ、パーソナルジムは、高いといわれています。
パーソナルトレーナーによって高くなる?
パーソナルジムによって、トレーナーの指名料を設定しているところもあります。
例えば、毎回のトレーニングで5,000円〜追加で指名できるところもあり、通う回数分費用が発生します。
また、最高レベルのトレーナーになると、1回10,000円の指名料がかかるところもあります。トレーナーの経験や実績によっても、指名料には違いがあります。
こうしたオプションをつけるかどうかによっても、かかる費用が変わってきます。
パーソナルジムを決めるときに、事前にトレーナーの指名料がかかるのかどうかを確認しておくと安心です。
入会してから指名料を知り、追加で費用が発生してしまうことのないように注意しましょう。
また、実績だけにこだわらず「このトレーナーなら通い続けられそうだな」と思える人を選ぶようにしましょう。
パーソナルジムの料金相場をまず解説
パーソナルジムの料金相場は、ジムの規模によっても変わってきます。
- 大手パーソナルジム
- 個人パーソナルジム
この他に、入会前の体験費用の違いもあります。
具体的にどのような違いがあるのか、詳しく解説していきたいと思います。
大手パーソナルジムの料金相場
まずは、大手パーソナルジムの料金相場から説明します。
大手パーソナルジムは全国展開しているようなジムです。
- A社:327,800円~
- B社 257,400円~
- C社:281,600円~
- D社:20,460円~(回数券4回)
- E社:239,400円
※すべて税込
パーソナルジムの料金相場でも、これだけの違いがあります。
大手になると料金プランも豊富なので、通い方やオプションの有無でも変わります。
個人パーソナルジムの料金相場
次に、個人パーソナルジムの料金相場について説明します。
規模が小さいものの、手厚いサポートが期待できるパーソナルジムです。
- A社:6,600円~(デイタイム、月額)
- B社:330,000円~(週2)
- C社:88,000円(50分、8回)
- D社:250,000円(75分、16回)
- E社:132,000円(60分、8回)
※すべて税込
個人パーソナルジムは、場所によっても料金形態が変わります。
そのため、平均的な相場を出すのは難しいかもしれません。
1回あたりのトレーニング時間の違いもありますし、回数の制限も変わってきます。
パーソナルジム体験料金の相場
パーソナルジムの体験料金の相場を紹介します。
- A社:0円
- B社:0円
- C社:0円
- D社:5,500円
- E社:3,000円
- F社:0円
- G社:3,600円
- H社:0円
※すべて税込
パーソナルジムの体験料金は、ジムによって無料のところもありますし、有料としているところもあります。
体験の内容も変わってきますし、当日に契約をすると割引で利用できることも。
事前にパーソナルジムに確認しておくと安心です。
DEEDは、初回体験5,500円でお試しトレーニングが受けられます。
カウンセリング・トレーニング・ストレッチなど充実した内容です。
実際に入会したあとにどんなトレーニングを行うのか、イメージしやすいのも特徴です。
DEED の都度払いよりも費用を抑えて体験できるので、まずはジムの雰囲気を見にいらしてください。
パーソナルジムが高い理由4選(そもそも高いの?)
パーソナルジムが高いという印象を持っている方は、以下の4つの理由があると思います。
- トレーナーによるマンツーマン指導
- オーダーメイドメニューが受けられる
- 完全個室で指導が受けられる
- 駅チカなど立地の良いお店が多い
それぞれ詳しく説明します。
トレーナーによるマンツーマン指導
パーソナルジムが高い理由に、トレーナーによるマンツーマン指導で受けられることがあると思います。
トレーニングだけでなく食事(栄養)指導も受けられ生涯の知識になりますし、モチベーションを維持するためのメンタルケアも受けられます。
実際にフィットネスジムに通ったことのある人のなかには、運動しようと意気込んでいってもマシンの使い方もフォームもわからず困った経験がある人もいるのではないでしょうか。
パーソナルジムは、あなたの目的に合わせて指導してくれるので、何をしたらいいのか戸惑うこともありません。
ときには、うまくいかずにトレーニングジムに行くのが嫌になってしまうこともありますが、トレーナーに相談しつつ停滞期を乗り越えていきましょう。
トレーナーは、あなたの目的を達成するためのよきパートナー的な存在です。
オーダーメイドメニューが受けられる
パーソナルジムは、あなたにあわせたオーダーメイドメニューが受けられます。
なかには、トレーニングに本当に必要なのか疑問に思う人もいるかもしれません。
パーソナルジムに通うということは、何かしらの目的を持っている人がほとんどだと思います。
例えば、ダイエットを目的にパーソナルジムに通う場合も、それぞれ個性があります。
運動が得意な人もいれば、運動経験がほとんどない人もいますし、年齢や性別の違いも関係してきます。
一人ひとり個性が異なるからこそ、同じトレーニング内容でカバーできるとはいえません。
また、トレーニングスタート時に決めたメニューがあっても、実際にトレーニングを続けていくうちに変えたい部分も出てくると思います。
つい食べ過ぎてしまったときのリカバリーができるトレーニングなども必要になります。
パーソナルジムでは、トレーナーが事前にカウンセリングを行います。
そのなかで、何を目的に通いたいのか確認しながら提供していきます。
完全個室で指導が受けられる
パーソナルジムの多くは完全個室(半個室の場合も)で、指導が受けられます。
そのため、フィットネスジムと比べても、少人数で指導を受けられます。
パーソナルジムはもともと受け入れられる人数にも制限があり、なかには1組限定のジムもあります。
フィットネスジムであれば、もともと規模も大きくたくさんの人が同時にトレーニングをしています。
そのため、どうしても一人ひとりのトレーニング費用を高く設定しないと、維持できず料金が高くなります。
他にも完全個室だと、それぞれの部屋にトレーニングマシンを設置するための設備費用も高額なのも理由の一つです。
パーソナルトレーナーは、マンツーマン指導なのもありフィットネスジムと比べるとどうしても高めの料金設定です。
そのため、金額だけ見ると高く感じる人が多いと思います。
ただ、トレーナーがマンツーマンでトレーニングに向き合い管理してくれることを考えると、そこまで高いとも言い切れません。
コスパで考えると実際には通常のフィットネスよりもお得といえるのではないでしょうか。
駅チカなど立地の良いお店が多い
パーソナルジムによっても変わりますが、駅チカなどの立地の良い店舗が多いという特徴があります。
週1回以上通うことになるため、利便性の良さは重要です。
自宅や職場からの近さだけでなく駅からの移動距離も重要です。
駅チカであれば、急に雨が降ったときでも安心です。
駅チカの立地を維持するための費用もかかりますし、ジムをおしゃれな内装にする、設備を充実させて女性の利用者を増やしているパーソナルジムもあります。
立地や、ジムの内装にこだわっているからこそ、パーソナルジムの費用も高くなってしまいがちです。
利用者にとっても通いやすく、続けやすい立地のパーソナルジムが多いのも理由です。
パーソナルジムは高くない!コスパ良く通うためのコツ
パーソナルジムの料金を見ると高く感じるかもしれません。
それでも、ちょっとしたコツを使えば、高いとはいえずコスパ良くジムに通うことも可能です。
パーソナルジムのコスパを重視して通うためのポイントを解説したいと思います。
- 月額プラン(都度払いではなく)
- 通い放題プランを選択する
- 長期プランで1回単価割安になる形で契約する
- キャンペーンを上手に活用する
- 紹介制度やのりかえ割を活用する
それぞれ詳しく説明したいと思います。
月額プラン(都度払いではなく)
パーソナルジムには、初回にまとめた費用を払うだけでなく月額定期プランで通い続けられるジムもあります。
都度払いとは違いますが、毎月決まった金額を支払うだけなので無理なく続けられるのもポイントです。
定期の回数が増えると料金が高くなっていき、ジムによっても4回・6回・8回など通い方によっても変わってきます。
月額プランのあるパーソナルジムを選ぶようにしましょう。
通い放題プランを選択する
パーソナルジムのなかには、通い放題で利用できるジムもあります。
特に、集中的にジムに通いたいと考えている人や、週に3回・4回ジムに通うのを検討している人の場合、通い放題のほうが費用を安く抑えることができます。
通う回数が増えればその分費用も高くなってきます。
比較的スケジュールに余裕があり、通う回数を多くしたい人は、通い放題プランを選択することでコストを抑えられるようになります。
長期プランで1回単価割安になる形で契約する
パーソナルジム費用を抑えたいときは、長期プランにして1回あたりの単価を抑える方法もあります。
短期で利用するよりも、長期で契約したほうが1回あたりの費用を減らすことができます。
単価を抑えて通いたい人は契約期間も含めて検討してみて下さい。
キャンペーンを上手に活用する
パーソナルジム独自で行っているキャンペーンを上手に活用する方法があります。
通常料金よりもコスパを重視してトレーニングを始めることができます。
例えば、入会金無料になるキャンペーンもありますし、オプションが無料で使えるなどジムによっても違います。キャンペーンを上手に活用することで、初期のコストを抑えて通えるようになります。
紹介制度やのりかえ割を活用する
パーソナルジムの費用を抑えるためには、紹介制度やのりかえ割を使う方法もあります。
紹介制度はすでに入会している会員が、新しく会員になる人を紹介すると割引が使える制度です。
紹介した側と紹介された側の両方が対象になることが多いのも特徴です。
また、ジムによっては乗り換え割を導入しているところもあります。
今通っているジムで効果を実感できないときは、退会し他のジムに入り直すこともあると思います。
新しく入会金が発生してしまうと、金銭的な負担が大きくなってしまいます。
のりかえ割を使ってお得に通い直すこともできます。
【まとめ】パーソナルジムが高い?コスパよく通うには
パーソナルジムが高いといわれている理由を知ると、イメージが変わってくる人もいると思います。
フィットネスジムより料金が安い理由があることや、通い方次第でコストを抑えることもできます。
パーソナルジムが高いから…と諦める前に、費用を抑えて通える方法も検討してみてください。パーソナルジムには高いだけの理由があることに納得できると思います。